| Webサイトを制作する上で、まず注意しなければいけないのは知的所有権や財産権の侵害。そのなかでも、特に気をつけなければならないのは『著作権』です。これは音楽、写真、小説、絵画、プログラムなど、著作物を作った者が所有する権利で、作った時点で自然に発生する権利であり、どこかに出願することなく、著作権が生じます。
そして、その著作権を使って利益を得ることの出来る複製権をコピーライト(copyright)と呼び、よくホームページの下部分などに記載されている記述です。これは財産権と同じようにして扱われ、売買が可能になります。
例えばあなたが、知人に買い取ってもらう形で、依頼されてホームページを制作して報酬を得たとします。その際、著作権は制作者のあなたに残りますが、コピーライトは買い取った知人に移ります。つまり、自分が制作したにもかかわらず、ホームページを見せるために他の第三者に複製するには、依頼者である知人に許可を得ることが必要なのです。
他にも、著作権には隣接権というものがあり、著作物自体を作ったわけではないが、その価値に大きく関わっている人々の権利のことを指します。例えば、作詞作曲家が作った曲を歌う歌手や、そのレコードを制作した人々などが、これにあたります。
著作物を使用する際には、著作権と隣接権の両方をクリアしなければなりません。また著作権ではありませんが、有名タレントや俳優、歌手、といった著名人やその姿自体に価値がある人は肖像権が認められています。よくフリー素材集といったホームページ制作用の画像を無料で配付しているサイトがありますが、このフリーとは、通常著作権者に支払われるロイヤリティーのことを指しているので、著作権自体が移っているわけではないことを覚えておいてください。 |